先週のGW後半
家族で鹿児島へ行って来ました✨
車で4時間ほど走り、熊本の八代あたりで高速を下ります
向かったのは、「角萬」というお店
ここの熊本ラーメンがおいしいと情報を得て、楽しみにしていました
到着したときには、既に満杯で、なん組か待っていました
名前を告げにお店に入ると、そのときには注文も取っておくシステムでした
メニューの安さに驚き!
ちょっとだけ待って入店すると、すぐに注文の品がやってきます
熊本ラーメンのスープは、豚骨に鶏ガラを加えて作ることが多いそう
確かに博多ラーメンに比べて、マイルドで食べやすい味です
そしてなんといっても「キクラゲ」✨
熊本は、キクラゲの生産量日本一なのです
そのためか、熊本のラーメンは必ずキクラゲが入っているそうで…
とってもおいしかったです✨
お腹も膨れ、次に目指したのは「曽木の滝」
鹿児島県伊佐市にある、滝なのですが…
実はここ、もともと予定にないスポット
今回のメインスポットは、次の日に行く霧島にあるのですが、宿泊地に着く前にどこか良いところないかな~と、何となく探し当てた場所でした
調べると、「幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールを誇る滝」とあるので、中々に良さそう!と決めたのですが…
そこに書いてあった文言に気になるものが…
"その壮大さから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる"
「東洋のナイアガラ」
絶対に言いすぎでしょ!
車で向かながら、家族全員でやいのやいの言い合います
だってナイアガラの滝ってこれですよ?
しかも東洋とは大きくでたもんだ!
せめて、日本の…とか、九州の…とかにすべきだったんじゃない~?
などと、好き勝手なことを言いながら向かったのです
着いたのは、整備された綺麗な公園
益々怪しい…
めちゃしょぼかったら逆に笑えるなぁ…なんて思いながら看板の指し示す方に歩いていくと…
ドドド
ん?なんか音が
ドドドドドドド
おおぉ!?
おぉ!?
え!!!すごい!!!!
写真じゃ伝わりきらないかもしれませんが、中々のスケール!
眼前いっぱいに滝が広がっています!
ごめんなさい曽木の滝!
すみません紹介サイトさん!
これは確かに東洋のナイアガラっていっても過言じゃない…!
はぁー
期待してなかったこともあり、満足度高かったです
ここから泊まるところまでは1時間弱
わんちゃんも一緒に泊まれるコテージです
広いお庭があって、うめちゃんも嬉しそう
(しょうた君は外に興味ないので…)
何と、温泉ではないのですが露天風呂までありました✨
途中のスーパーで買った、お刺身やサザエを食べて、ぐっすり就寝です?
(海産物もめちゃ安かったです…!)
次の日
朝から起きて、早くにチェックアウト!
いよいよ霧島へと向かいますー!
まずは「黒酢の郷 桷志田」へと向かいます
霧島では壺造り黒酢という、丹念に醸造された黒酢が生産されており、ここはその中でもイチオシ!と鹿児島のお友達に昔連れてきてもらったことのあるところなんです✨
黒酢の販売はもちろん、黒酢をつかった料理を食べることもできます!
この写真のお料理、全部に黒酢が使ってあるんですよ~!
それなのに味は酸っぱいだけではなく、めちゃくちゃおいしかったです✨✨✨
健康にも良い黒酢
血糖値にも血圧にもコレステロールにも良いとのことで、父のために母が大量購入をしてました?
(その後、とても調子が良くて夫婦ともに激ハマりしております)
ご飯を終え、次に向かったのがこの旅行のメイン!
「高千穂峰」です✨
皆さん「高千穂」と聞くと、宮崎の「高千穂峡」を思い浮かべるかと思います
(写真は以前、ラピスツアーで行った高千穂峡のもの)
そもそも「高千穂」という名前は、ある神話に由来します
その昔、この世を治めていた神々が天上界にある天の浮橋から下界を見下ろすと、霧の中に島がみえました(霧島の由来)。神々は一本の鉾を落とし、島にしるしをつけました。その鉾は逆さまに落とされ、山の天辺に突き刺さりました。
その後、
天照大神(アマテラスオオミカミ)からの命を受け、孫である瓊々杵尊(ニニギノミコト)は、
豊葦原水穂国(トヨアシハラノミズホノクニ)、つまり地上界を統治するために
天上界である高天原(タカマガハラ)から、
高千穂の地に降り立ちました。
これが日本神話の「国産み」と「天孫降臨」
です
つまり、神様の降り立った場所の名前が「高千穂」
そして
鹿児島にある「高千穂峰」
宮崎にある「高千穂峡」
どちらが、天孫降臨の地なのか
これは江戸時代よりも前から続く議論なのです…!!
でも、どちらもただの偶然で「高千穂」という名前を冠するわけがありません
私としては、どちらにも何かしらの関係があったのだろうな…と思っているのです
そして、
宮崎の高千穂峡には既に何度かいったことがあるので、
今回の高千穂峰に行くことで、天孫降臨の地をコンプリートできるのです…!!
まずは「溝ノ口洞穴」へ到着
ぽっかりと穴があいたようなこの洞穴は、現在確認されている全長が209.5m
ですが、これは崩落してしまったせいで、昔はずーっと長く、洞穴の中に犬を放したら高千穂峰に出てきたという伝説もあるそうです
中は真っ暗なので、管理の方々が懐中電灯を貸して下さいます
ここでは2万年前に大噴火が起こりました
その時の火砕流堆積物によって地層が出来たのです
その地層が湧き水によって、じわじわ浸食され、長い年月をかけて、この洞穴が造られたのです
上の方にぽこぽこと穴があるのが分かるでしょうか?
これこそが、噴火によってこの地層が出来たという証拠だそうです
マグマにガスがぼこぼこと生まれ、大きな泡となって抜けようとしている最中に冷やされ、岩石となります
そうして、この穴が残った不思議な地層が出来た
とのこと
とても興味深い場所でした
そして、いよいよ高千穂峰!
の!登山口です!
スミマセン
山頂はガチ登山が必要なので、またの機会に…
なんとこの山頂には、先ほど紹介した「国産み」のときに落とした「鉾」が、今も刺さっているのだそうです
いつか行きます…!
「天孫降臨の地」としっかり明記してありました
この登山口には「霧島神宮」の跡地があります
元々神宮があったのは、高千穂峰の山頂近く
だったのですが、噴火により炎上し、この登山口のところに移されました
しかし、またもや噴火による炎上で、現在の場所へと最終的に移されたのです
そもそも霧島神宮の始まりは、この高千穂峰に対する山岳信仰から
跡地といえども、今もしっかりとお祀りされていました
そして、現在の霧島神宮へ向かいます
最後に、霧島温泉へ
泥温泉で有名な
「さくらさくら温泉」へ行きました
中では泥を全身に塗り、乾燥させてから流します
これが美肌になるとのこと…!
確かにツルツル?
でもそれよりも硫黄の香りが…!
二回ほど洗濯する羽目になりましたが、とても良い温泉でした~
今回は霧島神宮の変遷を辿る旅でした
また来た時は、山頂にも登るぞ!と決意を秘めつつ、広島へと戻ります
大体2時間ほどで登れるそうです
体力に自信のある方は、いつかぜひ一緒に参りましょうね!✨
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