タイ旅⑤~ナーガ~

タイ旅行記特別編
「ナーガ」をお届けします


前回の4日目のブログに登場した「ナーガ」について詳しくお伝えしたものですので、
ぜひ見てくださいね

これまでのタイブログはこちらから

タイ旅①~日本からバンコクへ~


タイ旅②~混沌の街、バンコク~


タイ旅③~チャトゥチャック市場~


タイ旅④~寺院巡り~



ナーガというのは、

偉大さの象徴、豊かさ、優位性としての紋章を持つ
大きな蛇の姿をした水を司る神様です


私たちの今回の旅は、
この「蛇」に注目しての旅でした






宗教において、「蛇」という存在は必ずといっていいほど登場しています


マヤ文明では、イツァムナーという蛇の神様が神秘的な知識で人々を支配したといわれ


古代中国神話では、伏羲(ふくぎ)と女媧(じょか)という上半身が人間、下半身が蛇の半人半蛇の神々が宇宙の設計者であり人類の創造者であるとされています




ケルトでは、蛇には知恵、受胎、不死との繋がりがあるとされてきました


このように世界各国で神と結びつけられている蛇ですが、
そのイメージは地域により全く違う印象があります



日本では蛇(龍)というのは神聖なイメージが強いですよね






仏教では、ナーガは釈迦が悟りを開く時に守護したとされ、そこから仏教に竜王として取り入れられています


蛇と龍は同一とされています



出雲大社が八百万の神々を迎えるとき、その水先案内人となってくれる神様も
「龍蛇神(りゅうじゃしん)」といい、日本神道においても蛇や龍というのは神獣として扱われています






西洋においての蛇は、東洋とはガラリと変わり、
その存在は堕落、悪魔の象徴です





そして、
東南アジアにおいて、蛇は恐怖と不死という象徴だといわれています



嫌悪するかのように描かれたり
逆に崇拝の対象となっていたりします


インド神話においては、ナーガとは蛇族という一族の名前を指します




インド神話の世界観では、世界には7層の地下世界があり、そこにナーガの王国があって、たくさんのナーガたちが部族に分かれて棲んでいるとされているのです

そのため、性格の悪いナーガもいれば、半ば神さまとして崇拝されるようなナーガもいます

天候を左右する力をもっており、
干ばつや洪水を引き起こす一方で、
恵みを与えてくれる存在です


タイの国章には、ガルーダという鷲の神様が描かれていますが、
このガルーダとナーガは犬猿の仲といわれており、
ガルーダがナーガをやっつけていたりする仏像や絵もよく見かけます






紋章になるほど崇拝しているガルダ
その天敵であるナーガ
なのに
一方では重要な仏塔を支えたり…


東南アジアにおいて、蛇は
神聖視されると同時に嫌悪されるという
相反するイメージを持つのです



こうした蛇の扱いに感じる
「混沌」「整頓されていない」というイメージは
バンコクの街並みでも強く感じたものでした




また、前回のタイ旅④にも書いたように、


タイの寺院では仏教の様式に、バラモン教とヒンドゥー教の様式が共存しています





更には「ピー」と呼ばれる精霊を信仰する、古くからの精霊信仰もタイには根付いています


私が見つけた、布が巻かれた街路樹も、精霊信仰の一つです






こうした色んな文化や信仰が、ない交ぜになりつつも、
なんとなーくまとまっている


それがタイの大きな魅力でもあり、
私達が探し求めていた答えの一つでもあります



ラピスは様々なセミナーを通年でしていますが、
その年によって共通の大きなテーマを決めています

今年、2023年のテーマは「一なるもの」でした


この世には陰陽というものがあります




陰陽とは、宇宙の万物を作り、支配する二つの相反する性質を持つ気のことです


そして、この陰陽は「女性性」と「男性性」にも分けることができます
陰を司るのは女性、そして陽を司るのは男性です

女性性と男性性については、以前ブログにも書いたので、そちらもみて下さい

夏至の誘導瞑想




私達の世界は、2対に分かれ、そしてそれがまた分かれ、分かれ…
細胞が分裂するかのように細かく枝分かれして、形作られています





ですが、その大元を辿ると、「一つ」に行きつくのです






私達人間の身体は、元は一つの細胞でした。
それが二つに分かれ、二つが四つに分かれ…

分裂して増殖して、今の私達を形作っています



これは世界や宇宙でも同じです

一つ一つの世界や宇宙全ては分裂して出来たもので、元は一つでした







全ての始まりのとき

まだ今でいう宇宙というものは無く、
そこにはある一つの意識的エネルギー体しか存在していませんでした



この意識的エネルギーは「存在のすべて」や「無」ともいいます



世界中のあらゆる神話で、始まりは「無」とする記述が多くありますが、これが意識的エネルギーのことです


それは人間が理解できる形や姿はなく、偉大なる「見えざるもの」であったために、無とされました





この意識エネルギーがある時ふと、

自分自身とは何か?

と知りたくなりました




でも、このままでは知ることができない


何故なら、自分というものを形作るのは他者との比較だからです


自分がどんな姿をしているのか、何を考えているか…


比較することで、自分を知ることができます


でもこの世界には意識エネルギーしかいないため、自分を分割することにしました



自分を分割して分けることによって、自分を俯瞰的に見ることができ、そして結果的に自分を知ることに繋がる…
ここで、初めて無と有、陰陽が生まれました


その二対はさらに分かれ、分かれ、分かれ…
無限に分かれた、その時の膨大なエネルギーが、今の宇宙をつくりだした「ビッグバン」というものです






元は一つから生まれたからこそ、
陰陽というのはそれぞれが独立したものではなく、互いに影響を及ぼし合っています



それが、「一なる法則」です



すべては「一つ」だということが心から理解できたとき、
私たちはただ「あるがまま」でいいんだということに気づいていくのです






仏教の中にバラモン教が混じったり、ヒンドゥー教が混じったり…


先ほども書いたように、
「こうした色んな文化や信仰が、ない交ぜになりつつも、
なんとなーくまとまっている」

これを上手くまとめた言葉が

「渾然一体」です


渾然というのは
異なるものが分化せず、全体が一つにまとまっているさま

を表しているそうです



このバンコクの旅で、
私たちは渾然一体を心から感じ、
そしてテーマである「一なるもの」を実感しました


どうしても、
正なのか悪なのかや
黒なのか白なのか

とジャッジしたくなるものですが、
それはある一面しか見ていないのです



全てを多方面から見たときに感じる
矛盾や違和感

それも全てまるっと包み込んで一つにする大切さ



それを感じさせてくれるタイでした




次回はアユタヤ遺跡のお話しを中心にまとめ、
最終日へと続きます(^^)/

9月下旬に行ってから1ヶ月以上たちましたが…
わんこタロットや出雲セミナー、商品紹介のブログもと考えると、まとまるのはいつになることやら…

長い目で楽しんでください~(;'∀')(笑)




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タイ旅④~寺院巡り~

タイ旅行記4日目です(^^)/

1日目~3日目はこちら

タイ旅①~日本からバンコクへ~


タイ旅②~混沌の街、バンコク~


タイ旅③~チャトゥチャック市場~




この日の目的は寺院巡り!

1.ワット・プラケオ
2.ワット・ポー
3.ワット・アルン
4.ワット・パクナーム

子どもたちも慣れてきたので、
この日は色々周りました


ワットというのは寺院という意味です


色々周るにはとにかく体力を温存することが大事なので、
この日は朝からまずタクシーに乗車

偶然にも、数年ほど千葉に住んでいたことがあるおじさんがドライバーだったので、
日本語もちょっとだけ使え、尚且つ英語の発音がとても聞き取りやすくて助かりました

タイの人の英語は基本的にとても訛っていて聞き取りにくいのです…
(久しぶりの海外なので、こちらの英語能力が落ちているのかもしれませんが笑)

もし、タクシーがいるときは電話してね
と電話番号を渡されました!




この番号でライン追加できるそうです

貸し切りもできるみたいなので、もしバンコクに行かれる際はぜひ💕



15分ほどで最初の目的地
「ワット・プラケオ」に到着です



入場料は500バーツ
オーディオガイドが250バーツです


ここは別名エメラルド寺院

バンコクで一番有名な寺院といっても過言ではありません

王室の守護寺として建立されたので、
王宮も隣にあります



とはいえ、王宮というのは形式的な住まいで、
実際、前国王のラーマ9世は少し離れた離宮で暮らしていました

現在の王様のラーマ10世はなんと20人もの愛人と共に、
ドイツで暮らしているそうです(;'∀')



そんなわけで、観光スポットとなっている王宮&寺院

入口がタイ人用と外国人用に分かれています



この後も色んな寺院に行きましたが、
大体の寺院の入口が分かれており、

タイ人の入場料は無料になっています

タイの人に聞いたら、やはり仏教大国なので
毎日お寺に行くのも珍しくないそう


全国民の94%もの人が仏教徒だそうです


しかし、その系統は日本とは違います




日本の仏教は中国、韓国、ベトナムなどの北方を経由して伝わった「大乗仏教」

タイの仏教はスリランカ、ビルマ、カンボジア、ラオス等南方を経由した「上座部仏教」


誰でも成仏できる、誰でも悟りを開くことができると教えられる日本の仏教と違い、
厳しい修行と禁欲によって選りすぐられた者、つまり出家して修業した僧侶だけに救済の道が開かれるといわれています


では出家していない民には道は開かれてないのか、というとそうではなく
「タンブン」という徳を積む行為、つまりお供えなどをしたりすることで、救済されるといわれています

そのため、寺院に足繁く通うわけですね


観光客はそこら辺が曖昧なので、
入場料で一度にガッツリ

地元民はコツコツ毎日来てもらうので入場料は取らないよ!
といった感じなのかもしれません



門をくぐるとまず正面に本堂が見えます
そして、両脇を守る像(ヤック)




守り神の鬼神だそうです


真ん中にいらっしゃいますのが
仙人(ルーシィ)さま





本堂の中にははエメラルド色をした美しい仏像が納められていました
年に3回、季節の変わり目ごとに国王が衣装を取り替えるそうです

残念ながら内部は写真禁止でした


ワットプラケオには三つの仏塔があります

「プラシー・ラタナーチェディ」
「プラモンドップ」
「プラサート・プラ・テーピドーン」



プラシー・ラタナーチェディは黄金一色!



黄金色は仏教と深く結び付いている色ですが
目映すぎて、クラクラしそうです



プラモンドップ




全てに細かいモザイク模様の鏡がはめ込まれ
キラキラと輝いています








屋根の上には蛇ナーガさま



ナーガは、偉大さの象徴、豊かさ、優位性としての紋章を持つ
大きな蛇の姿をした水を司る神様です




プラサート・プラ・テーピドーン
(読みづら!)




この塔はずらーとヤック(鬼神)とモック(猿神)が交互に支えていました


他にも仏塔などがいくつかあり、
それぞれ装飾が凝っていました











そして、ぐるっと囲むように回廊があります

壁には一面絵が描かれています 



古代インドの有名な叙事詞が「ラーマーヤナ」がモデルとなっており、
巨大絵本のような感じ



この叙事詩はヒンドゥー教の聖典の一つです


なぜ仏教の寺院なのにヒンドゥー教?
とお思いかもしれません、

仏教は、本来どんな人間も平等であるとする考え方でしたが、
これでは、国王の権威が失われてしまうために、
アユタヤー王朝が隣国クメール帝国から、カースト制度のあるバラモン教を取り入れました

バラモン教から形成されたのがヒンドゥー教です


そのため、
タイの寺院では仏教の様式に、バラモン教とヒンドゥー教の様式が共存しているのです
面白いですね



と、この辺でスコールが…


急いでカッパを着こみ、
ベビーカーにレインカバーを被せます

王宮エリアなども見たかったのですが、
中々ひどい雨だったので、足早に観光し
ワット・プラケオを出て直ぐのカフェ屋さんに避難!

観光地近くのご飯だったので期待していなかったのですが、、、
パッタイ(タイの焼きそば)を頼むと、
揚げ麺で見た目に何だか素敵



しかも意外なことにとても美味しくて満足でした



雨がようやく止んだので、
歩いて次の目的地へ向かいます


途中、街路樹に観光客が集まっています
何かな~?と見ると、なかなか大きいリス!



観光客から上手にスイカをもらってました
その後、普通にホテル近くの電線でもリスを見かけました

調べてみると、やはりタイではよく見かける動物なんだそうです
へ~~!

可愛くって、なんだか得した気持ちで到着です

「ワット・ポー」





入場料は200バーツ

ラーマ1世により建立された、
僧侶が法を学ぶために建てるように命じた古くからある王宮寺院です


その後ラーマ3世の治世中に改修され、人々に知識を広めるためにさまざまな分野の学術書が寺院の周りに刻み込まれたそうです

このことから、タイで最初の大学と考えられています



本堂に入るとドドーンと巨大な涅槃仏



仏陀が悟りを開き、涅槃の境地に達したことを意味しているそうです

全長46m、高さ15m



写真では中々巨大さが伝わりづらいかと思いますが、、、

奈良の大仏さまが、横が大体12m、高さが15mです
なので、奈良の大仏さんをドンドンと横並びに4体置いた感じです

どうですか、めちゃくちゃ大きいでしょ?


足の裏には、仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿細工で描かれていました





次に向かう寺院は川の向かい側にあるので、
渡し船で向かいます



1人10バーツです



5分くらいですぐに着いちゃいます
ベビーカーも船員さんが安全な所まで運んでくれて、
「コップンカー」
ありがとうございます


今回の旅は
いろんな人のお世話となり、「コップンカー」を何度言ったかわかりません


船着き場から降りてすぐにあるのが、
三番目の目的地
「ワット・アルン」です





入場料は50バーツ



アルンとは暁(夜明け)という意味
朝日が昇る朝一番の光が寺院に反射し、真珠のような虹色の輝きを放つそうです✨


仏塔の高さは75メートルで、上にも上がれるみたいですが
なんせベビーカーなので諦めました


ここでは、タイ民族の衣装を着た観光客の人が沢山いて、
少し今までの寺院よりもフランクな感じ

近くに貸衣装やさんがあるみたいです
景色と相まって綺麗でした




ここで日本人の観光客の人が、私達の横にいた他の日本人に
「あの~」と話しかけ、なんだか興奮気味に話しています
どうやらボッタクリに合ったそうで…

なんと貸し切りボートで1500バーツ取られたと

普通の渡し船の150倍…!
2人だったようなので、1万くらい取られたそうです

本来なら一人40円なのにひどい話


どうやらトゥクトゥクのおじさんと共謀したりして、
よく知らない観光客を船着き場だよ!と貸し切りボートの場所に降ろして、
言われるがままに払う…
みたいな感じで騙されるそうです


事前に料金相場を知っておくことの重要性が分かりました




次の目的地が本日最後!
せっかくなのでトゥクトゥクで向かいます



お兄さんと値段交渉すると250バーツで行ってくれると
車で20分くらい遠い場所なので、アリと判断




「ワットパクナーム」へ向かいます



お兄さんのお顔、
目が綺麗で、鼻がどっしりした感じ!
好み…💕

思わず降りた時に50バーツをチップであげちゃいました(笑)

るみこ的には全然分からん!(笑)



ワットパクナムは
タイの高僧プラ・モンコン・テムニー師ゆかりの寺院

本堂ではたくさんの方たちがお祈りをされてました



本堂から仏搭の方へ向かいます

仏搭の前には大きな黄金色の仏像が



仏塔は白一色!
中に入るとエレベーターがあり
一気に5階まで登ります


降りたとたんに広がるのがこの天井画です




ガラスでできた仏塔がエメラルド色に光っており、
とても幻想的です


仏塔を支えているのは、たくさんのナーガたち



30分ほどしっかり見学して、
今日の全行程は終了!

今回の旅の肝である「ナーガ」もたくさん見れたので大満足です✨

ナーガについては、次のタイブログでしっかりお伝えしていきますね!




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タイ旅③~チャトゥチャック市場~

タイ旅行記、三日目です


一日目はこちら

タイ旅①~日本からバンコクへ~




二日目はこちら

タイ旅②~混沌の街、バンコク~




そろそろ替えの服がなくなってきたので、
近くのコインランドリーに行くことにしました


大人の荷物は極力減らしている上に、
タイは少し外に出ただけで汗ベッタリ

到底着回しは無理です


子どもの着終えた服も既に大量だったので、
ホテルの人に教えてもらい、海外「初」コインランドリーです


歩いて10分ほどの場所にありました

「Ottari wash&dry」




Ottariはカワウソという意味です(^^)




タイは野生のカワウソがいるため、ポピュラーな動物なんでしょうね




さて、着いたはいいものの、やり方がわかりません
困って、隣のおじさんにジェスチャーで聞いてみると、
とりあえずセブンイレブンでお金を崩せとのこと



タイにはセブンイレブンが沢山あって、街中では5分歩けばセブンイレブン!という感じ
便利がよいです


そこで軽いおやつを買って、お金を崩し
戻ると、おじさんがわざわざまた隣に来てくれて、



ここに入れろ
ここを押せと教えてくれました

ありがとうおじさん~~!


洗濯は
50バーツで冷水
60バーツで温水を選べるのですが、


冷水を選ぼうとしても、なぜかおじさんに絶対温水を選べといわれました


郷に入っては郷に従え

温水を選んで、スタート!!



しばらく待って、こんどは乾燥機に40バーツ投入


洗濯乾燥合わせて100バーツ(400円ほど)
安いですね!!




帰り道はちょうど昼前

道には沢山の露天のおかず売り屋台が並んでます





タイの人は料理をあまりしないんだそうです

屋台がそこら中にあり
買って食べる方が安いかららしいです


衛生的に屋台はどうなんだ?
と思ってましたが、人気のところはお客がたくさん並んでいて
これなら、回転も早いので食べても大丈夫と判断

お昼は今日の目的地である市場で食べると決めていたので、
夜の屋台の目星をつけ

ホテルに戻って出発!


今日はチャトゥチャック市場へ行きます
ここはウィークエンドマーケットとも呼ばれ、
週末だけ開催される市場です


少し慣れてきた
バスに乗って向かいます



昨日使ったバスは冷房ありの新しいバスでしたが、
今回のバスは昔ながらの冷房なしのバス

下は板張りで、
窓は全開
上に取り付けられた扇風機が
カラカラを音を立てながら首を振っています

るみちゃんはノスタルジーを感じると懐かしんでました



1時間ほどバスに揺られ、
チャトゥチャック市場に到着です




めちゃくちゃ巨大!

入口も何カ所もあり、
外側だけでなく、中に入る筋道もあり
一度逃すと2度と同じ店にはたどり着けません(;'∀')(笑)



ここでは、沢山の買い物をしました

お土産や、タイパンツも!

タイパンツは観光客の人が軒並み履いているため最初敬遠してましたが
バンコクは暑いです
こんな涼しいものを履きたくなります
と言うことで、四人お揃いのタイパンツを購入

明後日向かうアユタヤで履くことにします(^^)


革製品やカバン、靴
食料品
ありとあらゆるものが売られています


そろそろお昼でも~
と思ったくらいに、空が暗くなってきます

これはスコールの前兆!

急いでランチへ
市場で有名なパエリアを食べにいきました





大鍋でパエリアを作っているそうで、
中々なお味でした(^^)





大分疲れたので、
この日は市場だけでおしまいに


大荷物を抱え、またもやバスに乗り込みホテルへ~


お昼に目星をつけたお店へ行こう!
と意気揚々となつみ一人で向かったのですが


なんと昼の屋台と夜の屋台では、お店が違う…!
と、いうことで他のお店で焼き鳥などを購入します


帰り道、街路樹に何枚も布が巻いてあるものがあったので
何だろうな~とパシャリ






タイでは菩提樹などの聖木には精霊が宿っていると信じられ、
木への敬意を表すために昔から布を巻くことが風習となっているそうです


他の街路樹と違って、この木だけとても古くからある感じだなー
と思っていたのですが、
やはり聖木だったんですね


タイは国民の国民の約95%が仏教徒だといわれています


寺院の数も多く、信仰の深さを感じることが多くあります


次回は寺院、そして王宮を中心の記事を書くのでぜひご覧ください( ˘ω˘ )



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タイ旅②~混沌の街、バンコク~

タイ二日目の旅行記です

朝食を取り、
昨日さっそく買ったタイのシャツを着せて、準備完了





出発進行!
まずはバスに乗る為、停留所に向かいます




実は前日も、カオサン通りまでバスで行ってみようとチャレンジしていたのですが、
その時は待てどもバスは来ず、来てもそれが目的地にいくバスか分からず…


結局歩いて10分くらいだし、歩こう…と諦めて向かった経緯がありました


もう一度バスの乗り方をしっかり学び、再トライです




バンコクには二種類のバスがあります
一つは、冷房があり、距離によって料金が違う新し目のバスと、



もう一つは冷房なしで料金一律のバスです




グーグルマップを見ると




こんな風に「~番」のバスがあと何分後に来るよ!
みたいに教えてくれるのですが、基本、この時間通りに来ることはありません(笑)


なので、とにかくこの番号のバスが着たら乗る、くらいに考えて乗ることにしていました


番号が違っても到着することもあるみたいなんですが、タイ語はとにかく訳が分からなくて…
子連れで間違えると大分面倒くさいので、時間がかかってもとにかくその番号のバスを待っていました


この時もしばらく待つと、お目当ての番号のバスが!

よし乗ろう!となったのですが、空港からのシャトルバスと違い、段差がものっすごいあるんです

旅行の中でバスを何度も使う中で、最後は大分慣れて使うことが出来たのですが
この日は初めてだったので右も左も分からず

更には子連れ&ベビーカーも持っていたのでパニック!!!!


わーきゃーしながら登っていると、車掌さんがグイっとベビーカーを持ってくれました💦


タイのバスには運転手さんの他に絶対に車掌さんが一名ついています

席についたらその人が料金を回収に来るので、

その時に行き先を伝えたり、スマホの画面を見せると
「~バーツ」と教えてくれるので、都度支払う



といった流れなのです


車掌さんが英語が分からなかったりしても、
なんやかんやと他の乗客の人が教えてくれたりで、なんとかなったりでした(笑)





バスから、BTS(スカイトレイン)という高架鉄道に乗り換えます



初乗りが16バーツで64円
ここから距離によって加算されます

有人のチケットカウンターがあるので、そこで降車駅を伝えて料金を払います


私達のホテルは下町といった雰囲気の場所なのですが、
BTS駅付近からは、高層ビルが立ち並び
イメージがガラッと変わります




バンコクは新旧が入り乱れ、
古くてボロボロの建物と、めちゃくちゃ大きくて綺麗な建物が普通に隣り合っていて
独特の街でした



この混沌とした感じが、タイの魅力の一つなのでしょうね



街並みを楽しみつつ、
目的地「サイアムパラゴン」へ到着です



ここは2006年にオープンしたバンコク屈指の大型ショッピングモールです
駅から直結で中に入ることができて、

入った途端にヴィトン、シャネルなどヨーロッパの高級ブランドがダダーンとあります


日本の高級デパートの作りなんですが、
人の多さと活気が違います



勢いがありますねバンコク!
半端ないです


まずは
一階のフードコートでランチにしました



ここも活気が凄いです
あらゆる国の食べ物があり、そして美味しいです


ちなみに広島のパン屋さんリトルマーメイドも出店していたので、
つい、買ってしまいました

二つで150バーツ
日本円で600円位なので、バンコクでは高い買いものです

500円もあれば、地元民のお店ではパッタイと揚げ物なんかも買えます

露天の串焼きとかは大体一本10バーツ(40円)程です





パンの他には豚肉をグリルしたものに、もち米がついたものなんかを食べました


ここのお店がキャッシュレス決済しか出来ないのに、カードを読み取る機械が壊れたとかで、
それなのに注文は止めないからどうすんだ~?と思っていたら、
カードを一回預かるからまた取りに来てね☆
と…

え~~?


タイの人たち、基本的にゆるーい感じなんです
他のお客さんも、やれやれそれならご飯食べとくからあとで取りにいくよ
みたいな感じ

大丈夫?危なくない??
と思いつつも、その雰囲気にやられて席に戻って一旦ご飯です

その後ちゃんと返ってきたので一安心です(;'∀')


お腹を満たしたあとは、地下にある
『シーライフバンコクオーシャンワールド』へ




ここはデパートにある水族館です

入場料は大人2名で15,010円也

たっか~い!

観光客から取れるだけ取ったろう、
という心意気が分かりやすくて逆に見事です


しかし、見ごたえは良かったですよ


全体的に通路が暗くて、水槽を光らせています




珊瑚礁も色鮮やかで、水槽ごとにテーマがあるのでとっても写真映えするんです





見せ方がとても上手でした


一番有名な水槽には、仏像が沈んでいます




でもこれは厳密には仏像ではなく、ピー・スア・サムットという鬼女らしいのです


この鬼女はタイの有名な叙事詞に登場します




若く美しい王子に恋をした、海底に棲む鬼女のピー・スア・サムットは、彼を海底の洞窟にさらった上で美女に変身し、懸命に尽くします。
王子はそんなピー・スア・サムットとの間に情を交わし、シンサムットという息子が生まれるのですが、美しい人魚と知り合い、その人魚たち家族の協力の元、王子は洞窟から逃げ出してしまうのです。
それでも諦めきれないピー・スア・サムットは王子に「また一緒に暮らそう」と懇願するのですが、願いは聞き届けられず、最後は徳の高い王子の聖なる笛の音を聴き、のたうちまわって死んでしまった…
という悲恋の物語です


なんだか悲しみの顔に見えてきました
王子さまも子どもまで作ったのに逃げちゃうなんて…

なんてついつい女性目線で考えると鬼女に寄り添ってしまいそうになりますが


王子からすると「エゴ」以外の何でもないんですよね


押し付けの愛で
毎日、溺れかかりうんざりしている王子さま

そんな時に美しい人魚が登場


「美しい」とは容姿のことではなく心そのものなのかもしれません
だってピー・スア・サムットも美女に変身していたのですから

人魚は
『外側の姿は関係ありません あなたは美しいのです』と
いつも囁いてくれる存在です

そんな人魚からみると
鬼女はいくら外側を綺麗に変化しても
内面の醜い心を見たんだと思います

王子さまからすると
助けてくれた人魚は女神さまのようだったと思います
ちなみにその人魚ともその後子供を作ってます(;'∀')


これはでも現実世界でもありうる話なんですよね


ついついエゴが出てしまいがちな私たち

自分の気持ちでしか、外側の世界は見えないものです


そんな時の自分を鏡で見ると
きっと鬼女のような姿なんでしょうね


気を付けないと周りの人間は離れていきます

エゴでなく、心で関わっていかないとですね



途中では熱帯雨林のゾーンなどもあり
なぞの虫やら洞窟やらも

そして最後にはスッキリとして海の映像

もう少しゆっくりできたらタイの海にも行きたかったなーと留美子

タイには有名なプーケットや
サムイ島など
海が綺麗な所が一杯ですもんね
今度はマレーシア半島から北上の旅がしたいです

(もう、次の旅の話し…)


水族館から出たら、食料品売り場で夕食を買って夕方にはホテルに戻りました


帰ってしばらくすると急激に空が暗くなり、
雷がゴロゴロ
雨が降ってきます

その量が半端じゃありません

タイは乾季と雨季があり、
9月10月は雨期の終わりごろ

終わりごろといえば雨が少なくなるんじゃない?
なんと思ってましたが、その逆なんです!


雨季の終わりのスコールは「最後じゃー!」とばかりに物凄いんですって


降る時間は予測できないので、スコール前にホテルについてよかったです
その後あまりにも雷がすごすぎて、何度か停電にあったりもしましたが
すぐに復旧

二日目を終えることができました(^^)/




このブログは旅行中から帰国してすぐに書き始めて、詳細を付け加えてアップ~
という形なので、大体の流れは既に書いていたのですが
一昨日、今回紹介したサイアムパラゴンで襲撃事件があり、3名の方が亡くなったそうです…
ご冥福をお祈りいたします
タイは近隣の東南アジアに比べると銃所持率が高いそうで、去年も銃の襲撃事件が起こっています

緩やか人が多く
自由な空気の旅行でしたが

やはり危険とも隣り合わせなことをつくづく実感です



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タイ旅①~日本からバンコクへ~

バンコク記1日目をお届けします♪

マーメイドセミナーで海から帰宅して、
2日後の20日にはタイ旅行に備えて福岡入りしました


今回の旅は
るみこ、なつみ+幼子2名の4人旅です

荷物も子どもの服にオムツに常備薬に…子供のものだけで大量です
そのため大人の荷物は最低限で、各々Tシャツ3枚にズボン2枚程度を詰め詰めして…



それでもスーツケース20キロ、リュック7キロをそれぞれ
これにベビーカー&子供たち…と、盛りだくさんで出発です



行きの飛行機は、
21日の朝7時に福岡空港発




今回の航空会社は「Air Asia」
マレーシアのLCC航空会社です

LCCは時間に厳しく、それなのに急に時間が変更になったりもするので、用心のために朝5時には福岡空港には到着したいところ


博多駅前にホテルをとり、朝にタクシーで空港移動の手はずでしたが、最近はタクシーの予約がなかなか出来ないのですね、、、(・・;)

10数件ほど電話してみたのですが、特に朝5時代は混むようで断られ、ホテルの方に聞いてみると、博多駅前にはタクシープールがあるので、そこへ行けばタクシーをつかまえられる、との情報が

翌朝、余裕を持つために4時過ぎにはタクシーを捕まえに博多駅前へ行き
なんとか流しのタクシーで福岡国際空港へ到着です

朝5時に空港が開き、税関は朝6時に…と、その時々で待たされつつも、スムーズに飛行機へ

6時間弱のフライトでしたが、
子供たちは寝たり、用意していたシールブックで遊んだりでグズることなく、タイのドンムアン空港へ到着です!


タイには他にもう一つ、スワンナプーム空港という新しくできたハブ空港があります
なんと成田空港の3倍の大きさだそうです


ドンムアン空港は最初にできた国際空港で、今はLCCの発着地として利用されています


空港から外に出たとたんに熱波!

太陽の光が強く、肌はチリチリ

汗がドバッーと出てきます


この夏は日本も暑かったですが
それを越えた暑さです


とにもかくにも
シャトルバスに乗ってホテルへ向かいます




バンコクはエリア毎に特徴が分かれており

BTC(スカイトレイン高架鉄道)という、日本でいうところのJRみたいな電車が通っている付近が便利で良いといわれてます

再開発が進んでおり、高層ビルやショッピングモールが立ち並ぶ比較的新しい街だからです



上の地図だと、スクンビットやシーロムのエリアです


しかし、私たちはどうせならバンコクらしさを味わいたいね〜と、カオサン付近をチョイス



子ども連れなので、ちょくちょくホテルで休ませることを想定し、そのときに大人どちらかが一人でフラっと遊べたり、ご飯を買いに行ける場所が良かったからです

それとタイには厄介な害虫問題があるので、新しいホテルにしたかったのです
(口に出すのも嫌な「ヤツ」が出やすい)


そんな条件にピッタリなホテルでした(*^^*)

しかし宿泊中、ホテルでは一度も日本人に会わなかったので、日本人には人気のないホテルだったのかもしれません


この辺りは公共交通機関がバス一択しかないのがネックなのかもしれませんね

結果的にはバスでどこにもいけるし、
タクシーやトゥクトゥク(小型オート三輪)なども利用して楽しく過ごせました(*^^*)

が、
今度またバンコクに行くことがあれば、
ホテルはやはりBTCが利用できる周辺にします(笑)

なぜならバス利用が中々に大変だったので…
そこら辺は次のブログで詳しく伝えます(^_^;)


ホテルに到着して、しばらくほっと一息してから、
せっかくなので近くのカオサン通りへ向かいます


ここはカフェ、レストラン、カフェ、安宿、ショップなどがひしめきあい、
世界中からのバックパッカーにとっての聖地と呼ばれています

夜の街なので、
私たちが訪れた15時くらいは、人も多くなく、
カフェでビールや軽食を食べると、解放感に包まれてきました

はるばるバンコクまで来たぞーー!




おしゃれなカフェでも、仏壇があります



うちの子どもたちは仏壇をみると手を合わせる子なので、
ここでも南無阿弥陀仏!


その後、豚の煮物など夕食をテイクアウトして




せっかくなのでトゥクトゥクにてホテルに帰ることに

ネットで調べると、
トゥクトゥクは値段交渉が大切!
徒歩で10分の距離は30~40バーツ(120〜160円)

とあるのですが、最初に言われたのは200バーツ
ぼったくりなんてもんじゃありません

「50!」と伝えると、
「じゃあ150で!」

じゃあいいやバイバイ〜〜と立ち去ろうとすると
「じゃあ100で!」

「だめ!80!いいよね?」
勢いで押し切ろうとする私

最後にはやれやれじゃあ80でいいよ…と交渉成立です

それでも相場より高いんですから、
全くヽ(`Д´)ノ


でも仲間内に「何円になったんだよ?」みたいに聞かれたおじさんが
「80だったよ」と答えると
ギャハハ!こいつ80で送るらしいぜ!みたいにからかわれていた感じだったので、
恐らくここらの観光客相場は100〜なんでしょうね





トゥクトゥクで風を感じながら、あっという間にホテルに帰ってきて、持ち帰りのご飯を食べて就寝

バンコク1日目が終わりました
(。-ω-)zzz.




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+17

赤馬滝&わんこタロット517

こんにちは!留美子です

毎日暑いですね
この夏はクーラーを24時間ずーっと付けっぱなしの我が家です


身体もバテ気味なので、
さぞかしブレスレットもお疲れでしょう…

と思い、ブレスたちの浄化をしに滝へ行ってきました






赤馬滝は島根県の名水百選、
「ふるさとの滝」のひとつに選ばれている滝です


滝に落ちた子牛のあとを追って、
滝に身投げした赤い母牛(赤馬)の伝説に由来しているそうです





滝の上の道はたたらによって出来た鉄を運ぶ道で
かなりの急所の道でした


道路脇に車が一台ほど停めれる場所があり、
そこから橋を渡ると
もうマイナスイオン満載です








5分程度歩けば滝につきました





虹色の放射光も見れました




しっかりとブレスレットも浄化させてきましたよ





滝の横からも撮りました
水しぶきが気持ちいいです✨





わんこ達も滝でひんやり
気持ちよさそうでした(^^)/





癒されわんこ
タロットも選んでね♪





カードはどれかな~




「太陽」のカードでした(^^)/




表情は暗く見えますが、
これ実はとてもご機嫌な写真です
尻尾がパタパタしています♡


太陽は明るいエネルギーのカード
今週は見通し明るく、
温もりに満ちた充足感を感じる週となりそうです


ですがエネルギーが有り余りすぎて、
恐れ知らずにつっこむこともありますので、
よく周りを見て行動することも大切ですよ♪




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+15

サムハラ神社

先日アップしたわんこタロットにも書いたように

わんこタロット514



連休中に、岡山県津山市にあるサムハラ神社へと行ってきました






大阪のサムハラ神社は指輪型のお守りがあることで有名ですが、
その奥の院が、この岡山のサムハラ神社です




サムハラという言葉は、サンスクリット語のsaṃvara(シャンバラ、幸福や理想郷という意味)に由来するといわれています



古来より、この四文字には虫除けやケガ除けの力があるとされ、

戦時には弾除けのお守りとして信仰されていたために、

サムハラの四文字が記された千人針(たくさんの女性が一針ずつ縫って作るお守り)が作られたほどです





サムハラ信仰は、遅くとも江戸時代には民衆に広まっていたといわれています


中国地方にはサムハラ信仰の神社仏閣が多くあったそうなのですが、
明治~大正の時期に廃れていってしまったそうです


そんな状況の中、
岡山県加茂町(現在の津山市)出身の田中富三郎さんが、





戦争で数々の危難をまぬがれたのはサムハラ信仰のおかげだということで、
自分の出身地である日詰山にあった古いサムハラ信仰の祠を、私財で再建されたのが
神社の始まりです


その後富三郎さんは
万年筆業界の先駆者となります


戦時中には兵士にお守りを贈り、戦後も小判の形のお守りを自費で作成し無料で人々に配布していたそうです

90歳までは自転車を乗り回し、100歳で大往生を迎えるまで、自らを「青年」と自称するほどお元気で過ごされたそうです(^^)



昭和25年に大阪に分霊(祭神の霊をわけて、他の神社にまつること)し、
岡山にある神社は奥の院となりました



サムハラの四文字は一見、漢字のように見えますが、実際にはこうした漢字は存在しません
無傷無病をもたらす「神字」とされています





御祭神は
・天乃御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
・高皇産霊神(タカミムスヒノカミ)
・神皇産霊神(カミムスヒノカミ)

この三柱を総称してサムハラ大神として、祀っているそうです


この三柱は日本神話では『造化三神』と呼ばれています







天と地が初めて現れたとき、
高天原に成った神の名は、天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、
次に高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)
次に神皇産霊神(カミムスヒノカミ)
この三柱の神は、いずれも独神(独神とは性別を持たない神のこと)として成り、すぐに姿を隠した。






これは古事記の冒頭です

天之御中主神は日本神話において最高神であり、至高の神といわれています




ラピスでは
『宇宙創生の歴史』についてのセミナーを数年前から行っていますが、
その中で、宇宙の始まりは
「ある意識体が存在していた」から始まります


この意識体から全てが始まり、広がっていくのです
まさしく宇宙根源




日本神話と重ねると、
意識体=天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
ということですね

そこから、二柱の神々がやってきて、
三つ巴、ピラミッドの形が生まれます




ピラミッドの形、つまり上向の三角形△というのは、エネルギーを生み出す形といわれており、
世界中の神話はこの三柱によって形成されることがほとんどです




そして、地球上に存在する最大の三角形といえば、「山」のため、
山にはエネルギーがあるとされるのです





その中でも特に宇宙と交信する場所として作られた場所が
「ピラミッド」と呼ばれています
日本のピラミッドについて行った時のブログはこちらです(^^)

宇宙創生②




元々祠のあった日詰山は、神々、つまり宇宙を作り出した存在と繋がるための場所だったのでしょう


そのため、
当日もまずはサムハラ神社へと向かう前に、
奥にある日詰山の展望台を目指します


天に昇るような階段が…




恐々としながらも昇ると、
一帯を見回せる絶景でした




その後はサムハラ神社の隣にある、
金毘羅神社へ




金毘羅神社の御祭神は金毘羅大権現、
大物主神(オオモノヌシノカミ)と同一神です


オオモノヌシノカミも謎に包まれた神様で、
国造りの神である大国主神(オオクニヌシノカミ)の分身とも、幸魂ともいわれ、
現在は三輪山に祀られています




姿は蛇の神で、ヤマタノオロチのモデルという説もあるほどです



サムハラ神社の御祭神である天之御中主神は妙見菩薩と同一神といわれています
妙見菩薩は北極星を司り、北の守り神は玄武(亀と蛇が合体した神獣)です




金毘羅神社にしてもサムハラ神社にしても
「蛇」が関連キーワードとなりそうです


この蛇についても宇宙創生では取り上げますが、
更に長くなってしまうので、ブログでは割愛していきます…(;'∀')



このように、キーワードを拾って、
ふむふむここはここと関連するんだな…
と突き詰めていく楽しさが、宇宙創生を学ぶ意義といえますね(^^)/





金毘羅神社に詣ったあとは、
いよいよサムハラ神社へ




色々参拝ルールがあるそうで、
何と、6礼8拍手をしてお詣りします


しかし、
このサムハラ神社の由来を辿ると、
最初のほうにも書いたように、元々は日詰山の山中にあった古い祠を昭和10年再建したのが始まりで


そこから、一度無許可で神社を宣伝したとして撤去されてしまい、
再度昭和21年に再建


そして、平成17年に台風で壊れたために、現在の場所へ改めて移しています


となると、二つの跡地がある筈で、
そして、サムハラ神社は跡地にこそパワーがあるといわれているのです!




しかし、どうにも探しても跡地が見つからず…

先生は奥地に探しにいくとこのことで、
私は先に中腹の駐車場へ車を移すことに…


すると、その駐車場の奥に、なんだか光り輝く場所があるのです



これは…!!
とびびっと来て、車を降りて向かってみるとやはり結界が張られています






紅葉が鳥居のように重なり、
荘厳なエネルギーを感じます



恐らくここが平成17年に移築される以前の跡地なのではないでしょうか


そう思っていると、先生が上の方~の階段から興奮気味に降りてきます

「あったよ!」と…

どうやら一番最初に再建した祠のある場所を見つけたそうです








なんと、
時を同じくして、二人ともに目指す跡地を別々に見つけていたのです(笑)



このサムハラ神社、
呼ばれた人にしか行けないといわれており、
確かに私達も向かう前には少しトラブルがありつつも…行くができました


呼ばれた理由は先生がこの頃おこなっていた「3礼3拍手」にあると考えています


実は明治以前、神社への参拝は
3礼3拍手1礼が正式でした


明治新政府になった際に、
今の2礼2拍手1礼へと変更したそうです

この3礼3拍手の意味は、神社に参るのを「参拝」というように、
・天乃御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
・高皇産霊神(タカミムスヒノカミ)
・神皇産霊神(カミムスヒノカミ)

を拝するので、「三(参)拝」なのです


造化三神へ繋がるための3礼3拍手1礼をしていたからこそ、
サムハラ神社に呼ばれたんだろうね、と話をしていきました(^^)


最後には、不思議な巡りあわせも体験し、
充実の宇宙を辿る旅となりました♪




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+21

わんこタロット508

先週の日曜日に耕三寺へ行ってきました(^^)



しまなみ海道にある生口島にあるお寺で、
創建した金本耕三氏が、お母さまのために建てられました


山門は京都御所
中門は法隆寺
本堂は平等院鳳凰堂
…というように、日本各地の有名な建築物を模して建てられており、
見ごたえのあるお寺です


中でも日光東照宮を模した孝養門は、本物よりも色鮮やかに作られており
「西の日光」とも称されています




未来心の丘という、
イタリアの大理石を使って作られた庭園も有名です




お天気も良く、素敵な景観でした(^^)


晴天に恵まれた休日から一転、
今週に入ってからはやはり雨続きになりそうですね





「お散歩いけないなーーー」
ガクッ




勝手にアテレコしちゃいましたが、
しょうた君はお散歩嫌いなので、多分気にしてません(笑)


それじゃあ今週のタロットをお願いします




パシっと選んでくれました✨




カードはこちら




「審判」です




過去への取り組みの評価
答えを出す時

といった意味があります


また、その答えに関しても、
これで本決まりといった意味を持つ、
強い選択のカードです

先延ばしにしていた迷い事があるときには、
今週は答えを出すのにぴったりのときですよ



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+9

韓竈神社

こんにちは!留美子です
先日、島根県の韓竈(からかま)神社に行きました



ここは以前より行きたい場所でした!!

が…

かなり道が狭いとのと、足場が悪いとの情報で


お婿さんが秋に資格試験があり、休日には家籠りで勉強するため
この頃は休日にお孫ちゃん遊び係に任命されております


パパリン(じいじ)も忙しかったりで、
なつみと合わせて大人2人でチビーズ2人を連れていくのは難しいなぁ、、、
と諦めてましたが


この休日は珍しく大人4人がそろい踏み


この機会に行ってみよう!
ということになり、急遽参拝の運びとなりました


駐車場に車を置き、しばらく歩くと
良い匂い!
パワーが良いところは、良い匂いがします



クンクン、クンクン
癒される~~(*^-^*)


道の横には滝などもあり、進んでいくと
鳥居が、ありました




うーん
険しそう!




幼子はパパママとお留守番


じじばばの私たちで(笑)
いざ!行かん!


しばらく登ると、ゼーゼー・ハーハー


上から若い男の子が降りて来ました

すぐさまに質問
「まだまだ登るようだよね?」


男の子
「まだまだです。」



「しんどそうだね」


男の子
「上の辺りで、足場は悪いし急だし大変でした…」


やはり、相当きついんだね

しかし、ここで止めるわけにはいかないのです


幼いとき親に
宮島の弥山に入ったからには
最後まで登らないと祟りがある!


幼い私は祟りって!怖い!
っと、ずっと思っていて

ここも、最後まで登らないと祟りかも…と

なんとしても登らなければならないのです


そんな決心をして、しばらく登っていたら
目の前に大岩が出現



この岩をくぐれば、すぐに社があるはず!

カニサン歩きで岩をくぐり抜けました



岩を、潜ることは、
あの世とこの世の扉を開けるってことなんですね


つまり潜ることで
空間を変え、意識の焦点を変えることと、なります


無事に到着!
主祭神のスサノオ様にご挨拶しました







そしてまたヒーヒー言いながら、ひたすら下っていきます

鳥居まで戻ったときには汗だく!

ですが、ここにはもう一つのメイン場所「岩船」があるので、
そこまで少しだけ登ります






スサノオがこの地にやってきた時に乗ってきたといわれる
「岩船」



確かに船首のような形です

マストのように杉の木がまっすぐ伸びています

そして、その奥には大きな銀杏の木がありました



銀杏に寄り添うように杉の木が生えていて、
まるで夫婦のよう

スサノオは出雲の地で運命の相手であるクシナダヒメと出会っています
二人を象徴するかのような木でした

スサノオと銀杏には謂れがあるのか、
スサノオをお祀りしている神社には有名な銀杏がよくあります

例えば奈良の素盞雄(スサノオ)神社には、県下最大の銀杏の木があります




広島でいうと福山市にも素盞雄(スサノオ)神社があり、ここも銀杏が有名です



なじみ深い銀杏の木ですが、
それらは全て人の手を介した栽培種
野生種は中国の山脈で確認されたわずかな数のみということで、実は国際自然保護連合のレッドリスト、
“野生絶滅危惧種”として登録されています


銀杏の木はなんと恐竜が闊歩していた約1億5000万年前のジュラ紀から存在しており、
その時代の植物で氷河期を生き延びたのは、なんとイチョウだけなのです

それ以外はすべて化石で発見されています


そのため、銀杏は“生きた化石”ともいわれているのです


太古の昔から存在する、生きた化石、銀杏
そしてスサノオ

この二つを繋げるキーワード
「岩船」

この奥には古くから産銅地帯といわれていて
金堀り地区の地名や自然銅や野タタラ跡などがあります


ここからは、宇宙創生の歴史セミナーを学んでいる人にしかよく分からないかもしれませんが、
ちょろっとお伝え


太古の昔

地球から掘り出された金は、
資源として宇宙に輸出されていました

スサノオは金を宇宙に輸出する管理人のような存在

金を掘り出し、その金を地球のある地点に集めてから、一気に宇宙に輸出しなくてはいけません

日本の地に金が埋まっていることを知り、
岩船に乗ってやってきたスサノオ
その船を係留するために、銀杏の木を使ったのかも…!?

実際に熊本には樹齢約800年の大銀杏があり、そこにはかつて港があり、海外貿易が盛んであったころは貿易船を繋いでいたといわれているのです

銀杏は幹が太く、火にも強くて、折れにくいのが特徴の樹木です


だからこそ、大きな船も繋いでおけたのでしょう
スサノオと銀杏

そこには宇宙を巡る金の輸出、という壮大な貿易が込められている!!!

のかもしれません(*^-^*)

そんなことを考えながら、
来てよかった~~と大満足でした




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+22

唐人駄場

前回の旅行ブログの続きです(*^-^*)

前回のブログはこちら⇓⇓
足摺岬


見残し海岸から車を走らせて30分

今回の真の目的地である
「唐人駄場(とうじんだば)」に到着しました


名前からして不思議なイメージですよね

唐人というのは異人
駄場とは山頂の平らな場所を指します

そして、この唐人駄場は世界でも最大級の巨石遺跡がある場所なんです

グニャグニャした山道を登っていくと、牧場が見えてきます
この牧場の向かいの方面にも、かつて巨大なストーンサークルがあったそうなんですが、
40年ほど前に市がキャンプ場を兼ねた公園にする際、破壊してしまったそうで、、、

現在は芝生が広がっているばかりとなっています…

何てことを…(>_<)


そこから少し登り、目的地に到着です

まずは登ってすぐのところに
南のサークル、東のサークルと、それぞれの方向にストーンサークルがあります


南のサークル




東のサークル





どちらのサークルも、中央に加工がされている石が置かれ、
それを取り巻くように円状に石が配置されていました

ラピスでもセミナーでストーンサークルを作成しますが、
この作り方のままです



ストーンサークルの目的は、円状に石を配置することによって、
その波動を満遍なく行き渡らせるようになっています


更に上にいくと
辺り一面に巨石がそびえ立っています








この辺りからオーブがすごくって、オーラも物凄く感じます

思わず「うわーーーこれはすごい」と先生と言い合いました
大興奮です



巨石遺跡の案内板がありました

ここで注目です


事前調べでは唐人=異人
と名前の由来にありましたが、ここでは唐人=光輝く神
とありますね

異人というと、つい異国人と思いがちですが
ここでの異人は恐らく異星人

宇宙からやってきた存在のことなので、
唐人=異(星)人=神様
という等式が成り立つわけなんですね




つまりこの巨石遺跡そのものが、宇宙交流センターというわけなんでしょう





岩の間を縫うように、樹々も生えていました
周辺全体に生命力が溢れています





巨石


コントラストがとても綺麗です








大分上り、空にも近くなったところで
亀石(亀頭石)という石が見えます



亀頭はつまり祈祷石といえるかもしれません


こちらは鬼の包丁石




ずんずんと登り、
最後に千畳敷石(神楽石)という表示が見えてきました



梯子を渡って進むと、石の上に乗れるようになっていますが
怖い…!!!!



ですが、せっかくここまで来たのに、行かないわけにはいきません

勇気を出して向かいました


石に到着して、
淵の方まで恐る恐る進むと

広がる大パノラマ



海も見えます

登ったかいがありました!

戻ってから改めて先ほどの案内を見ると



ええ~!?
この上で、神楽…!?

とんでもないです、こわ…

ですが、確かにここで神楽を舞うと、
天上からもよく見えるだろうなと納得でもあります


この巨石遺跡からは縄文人が住んだ形跡が見つかっているといわれています
また、この辺に積もっている火山灰を調べた結果、奄美の喜界島などの土質であることがわかったそうです

つまり、その辺りから巨石を持ってきているのでしょうか?

圧倒的で清々しい場所でした

四国といえども、ここまでの道のりはめちゃくちゃ遠いのですが、
本当に来てよかったと思うほどのエネルギー

いつかまた行きたいです


大満足で宿に戻り、この日はバーベキューをしながら、余韻に浸り
次の日に帰路につきました♡





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