この三連休を使って、熊本に来ております
一番の目的は、本日向かう福岡のアンパンマンミュージアムなのですが…(笑)
どうせなら今まで行きたくても行けなかったところへ!
ということで、大好きな阿蘇にやってきました(^^)
まず向かったのは、
「鍋ヶ滝」
お〜いお茶のCMのロケに使われたこともある、有名な滝です
駐車場から少し歩くと見えてきました
ばばーん!
高さ約10メートル、幅約20メートル
まるでカーテンのように広がっています
この形状は、昔の阿蘇山の噴火により蓄積した火砕流蓄積物が、長い年月をかけて川に侵食されて形成されたものだそうです
裏からまわって見ることもできます
大迫力
マイナスイオンをたっぷり浴びてきました✨✨
次に向かったのは、この日のメインスポットである
「押戸石(おしといし)の丘」
ここは縄文の聖地といわれ、たくさんの巨石遺跡が点在しているスポットです
未舗装の砂利道を登っていくと
あたりの様子が一気に変わります
野焼き後らしく、土がところどころ黒くなっており、
そこに新緑がちらほら覗いています
受付を済ませ、早速丘を登っていきます
頂上付近に岩が点在しているのが見えます
えっちらおっちら
20分ほど登ると、到着!
標高845mの丘に規則正しく並ぶ巨石群は、最大のものは高さ5.5m、周囲は15.3mもあります
9組の巨石が置かれており、
それぞれに意味があるそうです
まずは、
日時計の役割があったとされる
「はさみ石」
石の狭間が夏至に太陽が昇り、冬至に太陽が沈む地点になっています
そして
「祭壇石」
神事における供え物置場(祭壇)として使用されていたと考えられています
夏至と冬至の太陽が昇る線上(太陽の道)にあり、太陽の道と90度に交わる北側の線を水の道、南側の線を火の道といいます
押戸石の丘にある祭壇石から、大分県の渡神岳と福岡県の宗像大社を結んだ直線を「水の道」と呼びます
一方、祭壇石から阿蘇山と宮崎県の高千穂神社を結んだ直線を「火の道」と呼びます
これらの道は太陽の軌道線と直角に交差していることから、縄文時代の人が造った神の道ではないかと考えられているそうです
「鏡石」
祈りの場に使われていたとされる
「押戸石」
巨石群の中心をなす高さ5.5m.周囲15.3mの石
頂点の真北には北極星があります
鏡石、押戸岩にはそれぞれ不思議な線刻文様があります
南小国町教育委員会が調査を依頼した結果、これはシュメール文字であることが確認されました
シュメール文字は、記号のような形をした、世界最古のくさび文字
どのような意味のシュメール文字が刻まれているかは、受付で教えてもらえたので、写真を撮らせてもらいました
鏡石に刻まれているのは、蛇神と神聖なる雄牛を表すシュメール文字です
ここの地名は南小国町中原(なかばる)
石に刻まれた蛇神は「ナーガ」、聖牛は「バール」と読むことから、中原という地名はシュメール文字の名残だと考えられています
なぜこの地にシュメール文字が…?
その謎については、長くなるので次のブログでお伝えしたいと思います!
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One thought on “押戸石の丘①”