タイ二日目の旅行記です
朝食を取り、
昨日さっそく買ったタイのシャツを着せて、準備完了
出発進行!
まずはバスに乗る為、停留所に向かいます
実は前日も、カオサン通りまでバスで行ってみようとチャレンジしていたのですが、
その時は待てどもバスは来ず、来てもそれが目的地にいくバスか分からず…
結局歩いて10分くらいだし、歩こう…と諦めて向かった経緯がありました
もう一度バスの乗り方をしっかり学び、再トライです
バンコクには二種類のバスがあります
一つは、冷房があり、距離によって料金が違う新し目のバスと、
もう一つは冷房なしで料金一律のバスです
グーグルマップを見ると
こんな風に「~番」のバスがあと何分後に来るよ!
みたいに教えてくれるのですが、基本、この時間通りに来ることはありません(笑)
なので、とにかくこの番号のバスが着たら乗る、くらいに考えて乗ることにしていました
番号が違っても到着することもあるみたいなんですが、タイ語はとにかく訳が分からなくて…
子連れで間違えると大分面倒くさいので、時間がかかってもとにかくその番号のバスを待っていました
この時もしばらく待つと、お目当ての番号のバスが!
よし乗ろう!となったのですが、空港からのシャトルバスと違い、段差がものっすごいあるんです
旅行の中でバスを何度も使う中で、最後は大分慣れて使うことが出来たのですが
この日は初めてだったので右も左も分からず
更には子連れ&ベビーカーも持っていたのでパニック!!!!
わーきゃーしながら登っていると、車掌さんがグイっとベビーカーを持ってくれました💦
タイのバスには運転手さんの他に絶対に車掌さんが一名ついています
席についたらその人が料金を回収に来るので、
その時に行き先を伝えたり、スマホの画面を見せると
「~バーツ」と教えてくれるので、都度支払う
といった流れなのです
車掌さんが英語が分からなかったりしても、
なんやかんやと他の乗客の人が教えてくれたりで、なんとかなったりでした(笑)
バスから、BTS(スカイトレイン)という高架鉄道に乗り換えます
初乗りが16バーツで64円
ここから距離によって加算されます
有人のチケットカウンターがあるので、そこで降車駅を伝えて料金を払います
私達のホテルは下町といった雰囲気の場所なのですが、
BTS駅付近からは、高層ビルが立ち並び
イメージがガラッと変わります
バンコクは新旧が入り乱れ、
古くてボロボロの建物と、めちゃくちゃ大きくて綺麗な建物が普通に隣り合っていて
独特の街でした
この混沌とした感じが、タイの魅力の一つなのでしょうね
街並みを楽しみつつ、
目的地「サイアムパラゴン」へ到着です
ここは2006年にオープンしたバンコク屈指の大型ショッピングモールです
駅から直結で中に入ることができて、
入った途端にヴィトン、シャネルなどヨーロッパの高級ブランドがダダーンとあります
日本の高級デパートの作りなんですが、
人の多さと活気が違います
勢いがありますねバンコク!
半端ないです
まずは
一階のフードコートでランチにしました
ここも活気が凄いです
あらゆる国の食べ物があり、そして美味しいです
ちなみに広島のパン屋さんリトルマーメイドも出店していたので、
つい、買ってしまいました
二つで150バーツ
日本円で600円位なので、バンコクでは高い買いものです
500円もあれば、地元民のお店ではパッタイと揚げ物なんかも買えます
露天の串焼きとかは大体一本10バーツ(40円)程です
パンの他には豚肉をグリルしたものに、もち米がついたものなんかを食べました
ここのお店がキャッシュレス決済しか出来ないのに、カードを読み取る機械が壊れたとかで、
それなのに注文は止めないからどうすんだ~?と思っていたら、
カードを一回預かるからまた取りに来てね☆
と…
え~~?
タイの人たち、基本的にゆるーい感じなんです
他のお客さんも、やれやれそれならご飯食べとくからあとで取りにいくよ
みたいな感じ
大丈夫?危なくない??
と思いつつも、その雰囲気にやられて席に戻って一旦ご飯です
その後ちゃんと返ってきたので一安心です(;'∀')
お腹を満たしたあとは、地下にある
『シーライフバンコクオーシャンワールド』へ
ここはデパートにある水族館です
入場料は大人2名で15,010円也
たっか~い!
観光客から取れるだけ取ったろう、
という心意気が分かりやすくて逆に見事です
しかし、見ごたえは良かったですよ
全体的に通路が暗くて、水槽を光らせています
珊瑚礁も色鮮やかで、水槽ごとにテーマがあるのでとっても写真映えするんです
見せ方がとても上手でした
一番有名な水槽には、仏像が沈んでいます
でもこれは厳密には仏像ではなく、ピー・スア・サムットという鬼女らしいのです
この鬼女はタイの有名な叙事詞に登場します
若く美しい王子に恋をした、海底に棲む鬼女のピー・スア・サムットは、彼を海底の洞窟にさらった上で美女に変身し、懸命に尽くします。
王子はそんなピー・スア・サムットとの間に情を交わし、シンサムットという息子が生まれるのですが、美しい人魚と知り合い、その人魚たち家族の協力の元、王子は洞窟から逃げ出してしまうのです。
それでも諦めきれないピー・スア・サムットは王子に「また一緒に暮らそう」と懇願するのですが、願いは聞き届けられず、最後は徳の高い王子の聖なる笛の音を聴き、のたうちまわって死んでしまった…
という悲恋の物語です
なんだか悲しみの顔に見えてきました
王子さまも子どもまで作ったのに逃げちゃうなんて…
なんてついつい女性目線で考えると鬼女に寄り添ってしまいそうになりますが
王子からすると「エゴ」以外の何でもないんですよね
押し付けの愛で
毎日、溺れかかりうんざりしている王子さま
そんな時に美しい人魚が登場
「美しい」とは容姿のことではなく心そのものなのかもしれません
だってピー・スア・サムットも美女に変身していたのですから
人魚は
『外側の姿は関係ありません あなたは美しいのです』と
いつも囁いてくれる存在です
そんな人魚からみると
鬼女はいくら外側を綺麗に変化しても
内面の醜い心を見たんだと思います
王子さまからすると
助けてくれた人魚は女神さまのようだったと思います
ちなみにその人魚ともその後子供を作ってます(;'∀')
これはでも現実世界でもありうる話なんですよね
ついついエゴが出てしまいがちな私たち
自分の気持ちでしか、外側の世界は見えないものです
そんな時の自分を鏡で見ると
きっと鬼女のような姿なんでしょうね
気を付けないと周りの人間は離れていきます
エゴでなく、心で関わっていかないとですね
途中では熱帯雨林のゾーンなどもあり
なぞの虫やら洞窟やらも
そして最後にはスッキリとして海の映像
もう少しゆっくりできたらタイの海にも行きたかったなーと留美子
タイには有名なプーケットや
サムイ島など
海が綺麗な所が一杯ですもんね
今度はマレーシア半島から北上の旅がしたいです
(もう、次の旅の話し…)
水族館から出たら、食料品売り場で夕食を買って夕方にはホテルに戻りました
帰ってしばらくすると急激に空が暗くなり、
雷がゴロゴロ
雨が降ってきます
その量が半端じゃありません
タイは乾季と雨季があり、
9月10月は雨期の終わりごろ
終わりごろといえば雨が少なくなるんじゃない?
なんと思ってましたが、その逆なんです!
雨季の終わりのスコールは「最後じゃー!」とばかりに物凄いんですって
降る時間は予測できないので、スコール前にホテルについてよかったです
その後あまりにも雷がすごすぎて、何度か停電にあったりもしましたが
すぐに復旧
二日目を終えることができました(^^)/
このブログは旅行中から帰国してすぐに書き始めて、詳細を付け加えてアップ~
という形なので、大体の流れは既に書いていたのですが
一昨日、今回紹介したサイアムパラゴンで襲撃事件があり、3名の方が亡くなったそうです…
ご冥福をお祈りいたします
タイは近隣の東南アジアに比べると銃所持率が高いそうで、去年も銃の襲撃事件が起こっています
緩やか人が多く
自由な空気の旅行でしたが
やはり危険とも隣り合わせなことをつくづく実感です
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