タイ旅行記4日目です(^^)/
1日目~3日目はこちら
タイ旅①~日本からバンコクへ~
タイ旅②~混沌の街、バンコク~
タイ旅③~チャトゥチャック市場~
この日の目的は寺院巡り!
1.ワット・プラケオ
2.ワット・ポー
3.ワット・アルン
4.ワット・パクナーム
子どもたちも慣れてきたので、
この日は色々周りました
ワットというのは寺院という意味です
色々周るにはとにかく体力を温存することが大事なので、
この日は朝からまずタクシーに乗車
偶然にも、数年ほど千葉に住んでいたことがあるおじさんがドライバーだったので、
日本語もちょっとだけ使え、尚且つ英語の発音がとても聞き取りやすくて助かりました
タイの人の英語は基本的にとても訛っていて聞き取りにくいのです…
(久しぶりの海外なので、こちらの英語能力が落ちているのかもしれませんが笑)
もし、タクシーがいるときは電話してね
と電話番号を渡されました!
この番号でライン追加できるそうです
貸し切りもできるみたいなので、もしバンコクに行かれる際はぜひ💕
15分ほどで最初の目的地
「ワット・プラケオ」に到着です
入場料は500バーツ
オーディオガイドが250バーツです
ここは別名エメラルド寺院
バンコクで一番有名な寺院といっても過言ではありません
王室の守護寺として建立されたので、
王宮も隣にあります
とはいえ、王宮というのは形式的な住まいで、
実際、前国王のラーマ9世は少し離れた離宮で暮らしていました
現在の王様のラーマ10世はなんと20人もの愛人と共に、
ドイツで暮らしているそうです(;'∀')
そんなわけで、観光スポットとなっている王宮&寺院
入口がタイ人用と外国人用に分かれています
この後も色んな寺院に行きましたが、
大体の寺院の入口が分かれており、
タイ人の入場料は無料になっています
タイの人に聞いたら、やはり仏教大国なので
毎日お寺に行くのも珍しくないそう
全国民の94%もの人が仏教徒だそうです
しかし、その系統は日本とは違います
日本の仏教は中国、韓国、ベトナムなどの北方を経由して伝わった「大乗仏教」
タイの仏教はスリランカ、ビルマ、カンボジア、ラオス等南方を経由した「上座部仏教」
誰でも成仏できる、誰でも悟りを開くことができると教えられる日本の仏教と違い、
厳しい修行と禁欲によって選りすぐられた者、つまり出家して修業した僧侶だけに救済の道が開かれるといわれています
では出家していない民には道は開かれてないのか、というとそうではなく
「タンブン」という徳を積む行為、つまりお供えなどをしたりすることで、救済されるといわれています
そのため、寺院に足繁く通うわけですね
観光客はそこら辺が曖昧なので、
入場料で一度にガッツリ
地元民はコツコツ毎日来てもらうので入場料は取らないよ!
といった感じなのかもしれません
門をくぐるとまず正面に本堂が見えます
そして、両脇を守る像(ヤック)
守り神の鬼神だそうです
真ん中にいらっしゃいますのが
仙人(ルーシィ)さま
本堂の中にははエメラルド色をした美しい仏像が納められていました
年に3回、季節の変わり目ごとに国王が衣装を取り替えるそうです
残念ながら内部は写真禁止でした
ワットプラケオには三つの仏塔があります
「プラシー・ラタナーチェディ」
「プラモンドップ」
「プラサート・プラ・テーピドーン」
プラシー・ラタナーチェディは黄金一色!
黄金色は仏教と深く結び付いている色ですが
目映すぎて、クラクラしそうです
プラモンドップ
全てに細かいモザイク模様の鏡がはめ込まれ
キラキラと輝いています
屋根の上には蛇ナーガさま
ナーガは、偉大さの象徴、豊かさ、優位性としての紋章を持つ
大きな蛇の姿をした水を司る神様です
プラサート・プラ・テーピドーン
(読みづら!)
この塔はずらーとヤック(鬼神)とモック(猿神)が交互に支えていました
他にも仏塔などがいくつかあり、
それぞれ装飾が凝っていました
そして、ぐるっと囲むように回廊があります
壁には一面絵が描かれています
古代インドの有名な叙事詞が「ラーマーヤナ」がモデルとなっており、
巨大絵本のような感じ
この叙事詩はヒンドゥー教の聖典の一つです
なぜ仏教の寺院なのにヒンドゥー教?
とお思いかもしれません、
仏教は、本来どんな人間も平等であるとする考え方でしたが、
これでは、国王の権威が失われてしまうために、
アユタヤー王朝が隣国クメール帝国から、カースト制度のあるバラモン教を取り入れました
バラモン教から形成されたのがヒンドゥー教です
そのため、
タイの寺院では仏教の様式に、バラモン教とヒンドゥー教の様式が共存しているのです
面白いですね
と、この辺でスコールが…
急いでカッパを着こみ、
ベビーカーにレインカバーを被せます
王宮エリアなども見たかったのですが、
中々ひどい雨だったので、足早に観光し
ワット・プラケオを出て直ぐのカフェ屋さんに避難!
観光地近くのご飯だったので期待していなかったのですが、、、
パッタイ(タイの焼きそば)を頼むと、
揚げ麺で見た目に何だか素敵
しかも意外なことにとても美味しくて満足でした
雨がようやく止んだので、
歩いて次の目的地へ向かいます
途中、街路樹に観光客が集まっています
何かな~?と見ると、なかなか大きいリス!
観光客から上手にスイカをもらってました
その後、普通にホテル近くの電線でもリスを見かけました
調べてみると、やはりタイではよく見かける動物なんだそうです
へ~~!
可愛くって、なんだか得した気持ちで到着です
「ワット・ポー」
入場料は200バーツ
ラーマ1世により建立された、
僧侶が法を学ぶために建てるように命じた古くからある王宮寺院です
その後ラーマ3世の治世中に改修され、人々に知識を広めるためにさまざまな分野の学術書が寺院の周りに刻み込まれたそうです
このことから、タイで最初の大学と考えられています
本堂に入るとドドーンと巨大な涅槃仏
仏陀が悟りを開き、涅槃の境地に達したことを意味しているそうです
全長46m、高さ15m
写真では中々巨大さが伝わりづらいかと思いますが、、、
奈良の大仏さまが、横が大体12m、高さが15mです
なので、奈良の大仏さんをドンドンと横並びに4体置いた感じです
どうですか、めちゃくちゃ大きいでしょ?
足の裏には、仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿細工で描かれていました
次に向かう寺院は川の向かい側にあるので、
渡し船で向かいます
1人10バーツです
5分くらいですぐに着いちゃいます
ベビーカーも船員さんが安全な所まで運んでくれて、
「コップンカー」
ありがとうございます
今回の旅は
いろんな人のお世話となり、「コップンカー」を何度言ったかわかりません
船着き場から降りてすぐにあるのが、
三番目の目的地
「ワット・アルン」です
入場料は50バーツ
アルンとは暁(夜明け)という意味
朝日が昇る朝一番の光が寺院に反射し、真珠のような虹色の輝きを放つそうです✨
仏塔の高さは75メートルで、上にも上がれるみたいですが
なんせベビーカーなので諦めました
ここでは、タイ民族の衣装を着た観光客の人が沢山いて、
少し今までの寺院よりもフランクな感じ
近くに貸衣装やさんがあるみたいです
景色と相まって綺麗でした
ここで日本人の観光客の人が、私達の横にいた他の日本人に
「あの~」と話しかけ、なんだか興奮気味に話しています
どうやらボッタクリに合ったそうで…
なんと貸し切りボートで1500バーツ取られたと
普通の渡し船の150倍…!
2人だったようなので、1万くらい取られたそうです
本来なら一人40円なのにひどい話
どうやらトゥクトゥクのおじさんと共謀したりして、
よく知らない観光客を船着き場だよ!と貸し切りボートの場所に降ろして、
言われるがままに払う…
みたいな感じで騙されるそうです
事前に料金相場を知っておくことの重要性が分かりました
次の目的地が本日最後!
せっかくなのでトゥクトゥクで向かいます
お兄さんと値段交渉すると250バーツで行ってくれると
車で20分くらい遠い場所なので、アリと判断
「ワットパクナーム」へ向かいます
お兄さんのお顔、
目が綺麗で、鼻がどっしりした感じ!
好み…💕
思わず降りた時に50バーツをチップであげちゃいました(笑)
るみこ的には全然分からん!(笑)
ワットパクナムは
タイの高僧プラ・モンコン・テムニー師ゆかりの寺院
本堂ではたくさんの方たちがお祈りをされてました
本堂から仏搭の方へ向かいます
仏搭の前には大きな黄金色の仏像が
仏塔は白一色!
中に入るとエレベーターがあり
一気に5階まで登ります
降りたとたんに広がるのがこの天井画です
ガラスでできた仏塔がエメラルド色に光っており、
とても幻想的です
仏塔を支えているのは、たくさんのナーガたち
30分ほどしっかり見学して、
今日の全行程は終了!
今回の旅の肝である「ナーガ」もたくさん見れたので大満足です✨
ナーガについては、次のタイブログでしっかりお伝えしていきますね!
「いいね」と思って頂けたら、下のハートを押して下さると嬉しいです(^^)